当社のクライアント先である東急建設様の社内報2月号に、2017年11月に実施した女性社員向け「キャリアリマインド研修」が取り上げられました。
東急建設様では2016年度より、女性活躍推進に対する理解を深めるための啓蒙活動(全社員対象)、女性社員のキャリア志向を維持するためのキャリア研修(女性社員対象)、ダイバーシティリーダー研修(男性上司対象)を実施しております。
女性社員向け「キャリアリマインド研修」は、これまで実施してきたキャリア研修のフォローにあたります。前半では、研修内容や行動の振り返りと実践につなげるためのワークショップを行いました。後半では、5名の女性社員がパネラー、当社取締役 木村がファシリテーターとなりパネルディスカッションを行い、その様子が社内報に掲載されました。
掲載内容:
・ パネルディスカッションの焦点は、子育てをしながら仕事を続けることのリアリティでした。「出産の前後で、仕事の仕方・日常生活・自分のマインドなどはどのように変化したか?」「どのようにして仕事と家事・育児の両立をしているのか?」「出産・育児をすることで、どのようなメリット・ディメリットを感じているか?」などといった率直な質問にパネラーが本音で答え、会場の経験者からも有益な意見が多く出ました。主体的に自分で選択し決断する・理解してサポートしてくれる人を増やす・丁寧で誠実なコミュニケーションを心がける・優先順位を決めて欲張らない・人と比較しないなど、キャリア研修の内容に紐づく発言も多く出ました。
・「管理職のやりがい」について、「プレーヤーの時は人に協力してもらいながら成果を出すが、管理職はメンバーが知識や技術を身につけて成果を上げて初めて自分の成果につながるため、仕事のやり方が180度変わる。大変だがとても貴重な体験で大きな財産になるのでぜひ挑戦してみてほしい」と参加者のキャリアに対する視野を広げる発言もありました。
・同ページには、飯塚恒生社長より、「女性が活躍する職場づくりは、男女問わず全社員にとって働きやすい職場づくりにつながると確信している。当社のダイバーシティへの流れはまだ小さいが、途絶えさせることなく、大きな流れに育てていこう」というメッセージやパネルディスカッションを企画された人事部の方々の思いも掲載されています。
東急建設様では、女性活躍推進に対する取り組みが2018年度で3年目になります。準備期間を経て、浸透・定着期間へ移行していく時期に入る中、このように組織が一丸となって取り組む様子を社内コミュニケーションツール(社内報)で共有し続けることで社員の興味関心を維持・強化し、効果的な変革の推進を進めていらっしゃいます。
当社では、今後も女性が活躍する企業風土づくりに向けた支援に取り組んでまいります。
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