当社では、女性社員を対象にした、複数社合同によるリーダーシップ研修を2017年より開催しております。この度、トレーニング修了者に向けたフォロー研修を5月17日に実施いたしました。
(背景)
リーダーシップ開発トレーニングの修了者も、自社に戻るとマイノリティにならざるをえず、日常的に心細さや孤立感を抱えます。彼女たちを1期・2期の壁・企業の壁を越えてつなぎ、横の連帯感を強化する機会を提供することで、同じような立場で頑張っている仲間を体感し、相互に理解し励まし合える仲間がいるという安心感を得られる場を創出するためフォロー研修の企画に至りました。
またトレーニングを通じた成長実感や今後の開発可能性は、共通のトレーニングを修了した者同士の客観的な示唆により、更に気づきが深まり、本人の自律的な行動へ促すことも期待しています。
(概要)
半日のフォロー研修では、トレーニング後から現在までを振り返り、変化と成長を共有し合いました。今抱えている課題に対しての課題解決のワークショップを実施し、リーダーシップ宣言を行いました。ワークや研修後の懇親会を設け、参加者同士の横のネットワーキングを深めるための工夫を行いました。
(参加者)
・リーダーシップ開発トレーニング 修了生 14名
(参加企業※敬称略)
東急建設株式会社、南海辰村建設株式会社、佐藤工業株式会社、株式会社CURIO SCHOOL、三井不動産リアルティ株式会社、キューブ・インテグレーション株式会社
(講師)
株式会社CHANCE for ONE 取締役 人材開発スペシャリスト 木村純子
(講師所感)
各々カラーが異なる1期生と2期生でしたが、1時間程度で期の壁が消失し、初対面の人同士でも、率直で的を射た質の高いフィードバックやリクエストを交換し合っているのが印象的でした。同じコンテンツに触れ、長期間にわたり日常での実践による体感的な学びを積重ねてきた人達同士にしかえ得られない共通体験・共通言語がそこにあり、深く理解し合って建設的な話ができる稀有なコミュニティが出来上がっているのが見て取れました。
(参加者の声)
・フォロー研修直前は、トレーニングでの学びが実践できているのか自分に対して不安がありました。ワークを通じて、学んだことが日常で自然とできていることに気づき、自己肯定感を持つことができました。l
・職場でも話せないような普段抱えている課題を話すことができました。フィードバックやリクエストにより違った視座で事象を見ることができ、自分が感じていた課題が実は課題ではないことに気づき、今何をするべきか考えることができました。
・ 参加者の成功事例を伺うことで、私自身と後輩社員の間に価値観の違いがあることに気づきました。トレーニングで学んだ人は皆違う価値観を持っているという考えに立ち返り、後輩育成に関わっていきたいです。
「2019年10月開講リーダーシップ開発トレーニング3期」申込受付を開始いたしました。
お問い合わせはseminar@chanceforone.jpまで。
リーダーシップ開発トレーニング1期の様子はこちら
リーダーシップ開発トレーニング2期の様子はこちら
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